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A K I S H I U E D A
造形作家 植田明志
SCULPTOR ARTIST WEB SITE
2021年3月3日
「お礼と経過報告」
先の病状について、みんなから沢山の激励の言葉や、コメント、メッセージなどを頂いて、本当に励みになりました。 本当に有難う御座いました。お返事出来ておらずすみません。でも全て読ませて頂いてます。 もう、言葉じゃ言い表せないくらい、本当に本当に感謝しています。...
2021年1月31日
「大切なお知らせ」
いつも応援して下さっているみんなへ。 実は2週間前に、脳出血を起こしました。その原因は動静脈奇形という生まれつきの血管の奇形でした。一説によれば10万人に1人の確立みたいです。 急に右側半分がバツンと真っ黒になり、嘔吐を繰り返しながらそのまま病院に向かうと即入院で即手術でし...
2020年11月21日
ネイティヴ・チルドレン
個展「NATIVE CHILDREN」が終わりました。 沢山のみんなに遊びにきて頂きました。本当に、ありがとうございました。 春の終わりから準備をしてきた展示が、終わった時にはすでに冬の始まりとなりました。 今回、とにかくみんなの顔を思い浮かべながら制作し続けたんだよ。...
2020年11月13日
2020年11月3日
「NATIVE CHILDREN」PV part1
■流星イカを捕食する、大きな星の双子「流星を喰らう双子星」が主演のPV第一弾です。 スーパー良いBGMはいつも個展のBGMを作って下さっている4msec.さんに今回も制作して頂きました。個展でも流すのでお楽しみに! 個展まであと3日、明日が搬入です。頑張ります!...
2020年10月23日
MIDNIGHT GARDEN
アメリカ サンフランシスコにて明日から開催されるグループ展「MIDNIGHT GARDEN」に参加します。 去年のBeautiful Bizarre Art Prizeの彫刻部門で1位を頂いた副賞です。 約90名のアーティストの作品が世界各国から集結します。残念ながら現地に...
2020年10月5日
植田明志 個展『NATIVE CHILDREN』
植田明志 東京個展 『NATIVE CHILDREN』 ーーーー「流星の心臓はまだ暖かかった。 ちぎれた腕からは、キウイソースのような体液が星くずのように飛び散った。」 会期:11月6日(金)~11月16日(月)※10日はお休みなのでご注意下さい。...
2020年10月1日
上海Wonder Festival 2020
10月3、4日に中国で開催される上海ワンフェスにManasmodelsブースにて出品します。 前の個展のメイン作品「光り合う月」の展示のほか、金魚のような「飴の子」のサンプル展示、「雨が嫌いな菌の一種」の新バージョン・フィギュアの販売などを行います。...
2020年8月8日
The Pop Future (幻獣神話展Ⅶ)
現在、東京交通会館 B1階 ゴールドサロンで開催中「幻獣神話展Ⅶ」が開催されています。 出品中の作品、「The Pop Future(ザ・ポップ・フューチャー)」はポップ・シュルレアリスムの属性をもとに制作した作品です。...
2020年2月27日
「island.4」
「風を待つ流星」 私はずっと星を探していた。 また流星が流れたのが見えた。 違う。あれは私のものじゃない。 そんなことを、今まで何度繰り返してきただろうか 私が初めて流星を見たのは、大学に入ってはじめての冬だった。 凍てつく夜は磨き立てのビールグラスのように澄んでいて、鋭い...
2020年2月27日
「Island.3」
「惑星の魚」 ここはどこだろうか。 もう、随分と深く潜ってきたと思う。 息はし辛い、それでも、私は目一杯息を吸う。 微かな空気の震えだけがある。 時々、遠くのほうで小さな光がちかちかと光っては、消えていく。 蛾が、微かな外灯に向かうように、私にも向かうべき小さな光があった。...
2020年2月27日
「Island.2」
「海の音を聴くカロン」 子供のこと、父と一緒に海に来たことがる。 貝を拾いに来た気がする。 私はズボンの裾を濡らして、不快で泣いた。 その後私は早々に貝拾いに飽きて、潮溜まりを見ていた。 水面は真夏の灯りに照らされて、細かなリズムを刻みながら複雑に輝いた。...
2020年2月27日
「Island.1」
「光りあう月」 光が散らばる暗闇に、私は浮かんでいた。 月がふたつに分かれてから、もう随分経つ。 周りには小さなクラゲたちが、惑星を無くした衛星のように、ただひらひらと漂っていた。 彼らは少し光っていた。 今まで貯めた月の灯りを、少しづつ放出するように。...
2019年5月27日
ある祭りのための物語
今日は、大切なお祭りの日。 竜が空を駆け巡り、虎は海の上で吠えていた。 ふたりの神様も地上に降りて、この日のために仕上げてきたポーズを決めて競い合っていた。 応援団はチームに分かれて、その勝敗を盛り上げた。 ずっと、こうだったらいいのに。...
2019年5月27日
ある夕焼けのための物語
夕焼け犬はふるふると震えていた。 夕焼けに照らされたその黄金に輝く毛並みは、深い夜星たちに照らされた獅子のたてがみを思い起こさせた。 その震えはこれから何かが起こることへの確かな予感と、そしてそれが不可逆な現象であることは、私にも簡単に想像ができた。...
2019年5月24日
ある王さまのための物語
隣の奴が言った。 「ついにだ。ついに。僕らの番だよ。」 もうしばらく喋ることも忘れていた私は、それが私に向けられた言葉でないことがわかるとまた目を閉じた。 「待ちに待った日だ。こんな暗いところとはおさらばさ。」 彼の言う通り、ここは本当に暗かった。...
2019年5月23日
ある動物のための物語
さびれた動物園だった。 入場口の看板の文字は、幾年もの雨や風に打たれかすれていたし、 動物たちを囲う柵は赤錆にまみれ、数種類のツタが、意思を持ち動物たちを逃がさんとしているかのように絡みあっていた。 動物園の中央には、そのどれよりも立派で大きな檻があった。...
2019年5月22日
ある日のための物語
月が泣いた夜 もうみんなが集まっていた。 みんなはドーナツのように、真ん中にぽっかりと穴を開けてその時を待っていた。 真ん中には、巨大な塔が立っている。白い、まるで大きなろうそくのようなそれは、てっぺんに大きな竜を乗せて、遥か昔からずっとそうしてきたみたいに立っていた。...
2019年5月21日
ナイトグロウ
めっきり文章というものを書かなくなった。 SNSのは文章とは呼べない。 ここ最近ネットや周りの手のひらに踊らされ、何か違うのはわかっているのだけれども結局何が違うのか散々考えても文字通り飛散していく。 そんなことを考えて眠れない夜を迎える。まるで蜃気楼のように遠く離れてみて...
2018年9月22日
MARK OF WIND
植田明志 作品集「風の跡-MARK OF WIND」が、沢山の方たちのご協力と共に、遂に手にとれる形になり、完成致しました。 去年の5月からSipkaのプロデュースの元、クラウドファウンディングが始まり、200人を超える沢山の方々がご協力して下さり、...
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